「いくら借りられるか?」よりも「いくら返せるか?」が大事!

厨子

2012年09月27日 08:37

「いくら借りられるか」よりも「いくら返せるか」が大事!

さて、こうやって毎月の希望返済額と返済期間、そしてボーナスを

利用するかどうかの条件が決定すると・・・

勘のいい人ならもうお解りですよね・・・

ここまでのプロセスによって・・・そうです。

「逆算して借入額が決まるのです」


実は、これは当たり前のように聞こえますけれども、

とても大事なです。

どこがと言うと、「逆算して」という部分です。

「いくら返せるか?」「いくら返したいか?」ということが

スタートになっているのです。





そんなの当たり前でしょ、と思われる方がいらっしゃると思います。

当たり前と思えたらあなたの考えは正しいのですが、

一般的に家づくりの現場で行われていることは、その「逆」である

事がほとんどです。


「いくら借りられるか?」「いくら借りなければならないのか?」

というところからスタートしている方がほとんどです。


なぜこういう間違いをしてしまう方が多いかは後で改めてご説明しますが、

これはとても危険なことです。

十分注意してください!

それではここで一度、今までのプロセスを少し復習してみましょう。

(例)

〇〇家の場合・・・

無理せず返せる金額は、毎月8万6000円だとしましょう。

ボーナス返済は一切なしとして、

現在40歳で、定年は60歳なので、返済期間は20年。

元利均等返済で金利は2.65%だとしましょう。

(金利は長期固定を選択)

とすれば、「逆算」すると、借入できる金額は・・・

約1,600万円となります。

(ちなみに逆算するには複利計算のできる特殊な電卓が必要になります)

「えーっ!これしか借りられないの?」と思われた方も多いかもしれません。

「もっと借りようと思っていたのに・・・」なんて声も聞こえてきそうです。





この段階で、気が付いてよかったですね!

だって、この金額を算出するプロセスをよーく思い返してみてください。


そうです!

ここではじき出された数字は、〇〇家にとって、

「無理のない返済金額から算出した、最も適切な借入額なのですから・・・」

確かに、今現在だけの金利で言えば、もう少し借入額は増やせるかも

しれません。

しかし、長期の10年固定を選択したとしても、11年目からの

金利は誰にも予測でしません。





ましてや、フラット35のように、35年間ずっと同じ金利であれば

このくらいの金利になってしまうのです。


だから、たとえ金利が安いからと言って、今だけの返済金額

判断するのは非常に危険と言えるでしょう!


次回は、「健全な資金計画を立てるための第一歩」について

お伝えいたします。


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